ホストマザーから学んだ、人生で大事なこと。
こんにちは。
ひとり起業家のビジネスを、ノート3冊分の自分史を使って揺るぎない自分軸(=起業エンジン)を見つけ「集める」のではなく『集まる存在』に変化させる起業エンジンメーカーの阪井裕樹です。
初飛行機で初海外!
今でこそ、1人で飛行機に乗ったり、色んなところにいけるようになりましたが、もともと私は、かなりのビビり(良く言えば慎重)です。笑(今でもそうですが)
そんな阪井が、初めての飛行機、そして初めての海外だったのが、大学4年の時に2ヶ月の短期留学をしたオーストラリアでした。
帰りたかった最初の頃
初めての海外、しかも誰も知っている人がおらず、全くの独りぼっち。
いま振りかえると、よくやったものだと思います。苦笑
英語も独学で勉強していたものの、ほとんど話したこともないのでネイティブには通じず、またこちらも聞き取れず、最初は毎日帰りたくて仕方ありませんでした。
でも、そんな中でも支えてくれたのがスリランカ人のホストファミリーの存在。
英語が出来ない私のために発音を教えてくれたり、 英語の勉強に付き合ってくれたりと、とても有り難い存在でした。
How's your day?
ホストファミリーの家では、毎日必ず夕食は全員揃って食べるという決まりがありました。
そしてそこで毎日必ずホストマザーに聞かれたのが、
「How's your day?(今日はどんな1日だった?) 」
です。
最初は見るもの、触れるもの全てが新鮮なので話すことは沢山ありましたが、2週間もすると段々慣れてきます。
次第に返答が、「So so..(まずまずだよ)」のように、変化の無いものに変わっていきます。
すると、ホストマザーは
「いや、そんなことはない。必ず何か昨日と変化があるはずだ! 」
と、説明を求めてくるのです。
そして私が昨日との違い
- 何を学んだのか
- どんな発見があったのか
といったことを説明すると、ニコッと嬉しそうに笑うんです。
こうなっては、私も答えないといけません。
毎日、昨日と違うことを小さなことでも良いので発見し、ホストマザーに話すようになりました。
習慣とは不思議なもので、このやりとりを毎日繰り返していると次第に昨日との些細な変化にも敏感に気づくようになってきます。
最初は面倒だな、と思っていても、次第にホストマザーと話すのが楽しくなっていきました。
小さな変化に気づく
この時の経験から、私は例えば家族で夕飯を食べるときも、今日はどんな1日だった?
と必ず聞くようになりました。(習慣とはおそろしい。笑)
でも、そうやって昨日との違い、些細なことでも良いので「変化」に気づくことが出来ると、毎日が楽しくなります。
「あ、自分は昨日と比べてこれが成長できたな」って気づくことが出来る。
これって、実はすごく大事なことです。
人は、成長や進展を感じると充実感を得る事が出来ます。
そして、その成長や進展を感じる頻度が多ければ多いほど、充実していきます。
そして、仕事に関しても、成長や進展などの変化を感じる頻度が小さければ小さいほど、成長を実感でき、失敗に関しても、小さな失敗で挽回出来ます。
昨日より1ミリ成長する
だから、私のテーマは、「昨日より1ミリ成長する」です。
昨日とのほんの少しの変化に気づく。
そしてそれが、プラスな変化でありたい。
そうやって毎日を過ごすと、日々の生活がとても充実していきますよ!

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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