【結論】会社も起業家も、「共感」を生むことが必要なんだ。
「共感」がないと、人は絶対動かない。
沢山の経営者・起業家の方とお話させていただいて皆さん口を揃えていうのが、これからの令和の時代は「共感」を生むことができない会社・人は淘汰されるということです。
個人で事業をやっている人は、己の人間としての器を拡げること、そうやって器を拡げることによって、あなたのファンができます。
会社においても、採用や人材開発において最も大事なことが共感です。
これまでは、給料の金額やネームバリューで採用ができ、また終身雇用制度のお陰で社員の離職率は低く保つことができました。
でも、いまや社員も、その会社に共感できないとすぐやめてしまう時代です。
副業中の方から経営者まで、立場は違えど皆自らの事業をもっています。
そしてその事業を発展させていくためには共感が何よりも大事。
共感がないと、お客様も社員も同僚も絶対に動きませんから。
集客できない、採用できない、退職率が、、、こういった悩みの根本原因は、共感を生むことができておらず、相手の信用を得ることができていないから起こるんです。
人生はプレゼンテーション
この情報過多の時代、人が「動く」トリガーとなるのは、お金やリーダーシップではありません。
相手(お客様・部下等)がリーダーである自分にどのくらい『共感』しているかどうか、ということに尽きます。
共感していれば相手は動きますし、共感しなければ相手は全く動きません。
あなたも経験があるかと思いますが、嫌なことってお金をいくら積まれても嫌ですよね。
それは仕事やプライベート、様々なところで起こります。
極端なことを言うと、僕たちは常に自分自身を相手にプレゼンテーションし、相手からの共感を獲得するために様々な場面で日々行動しているといっても過言ではありません。
共感を生むために必要な2つのこと
『共感』を生むことができる存在、つまりそれは「集める」のではなく『集まる存在』と言い換えることができますが、そういった存在になるために僕たちが実践すべきことは大きく分けて2つあります。
1つは、自分自身のストーリーを明らかにすること。
人はストーリーに共感し行動します。
行動のトリガーとなるのはその人やモノが持つストーリーです。
ストーリーが明らかになっていなければ、そもそも共感を生むための前提条件が無いため価格競争や差別化、採用や人事設計み課題を感じることになってしまいます。
これが『共感』をうむために必要な1つ目です。
そして、もう1つ必要なことが『原理原則』を体得していることです。
この『原理原則』は、ビジネス書に書いているようなことだけでなく、生きていく上での智慧を指します。
たとえば、歴史・人類学・宗教学・心理学など、先人たちが築いてきたことから学び、自らの『人間力』『己の器』を磨いていくことが必要です。
人は人間的に魅力を感じない人には全く共感することができないですから。
つまり、これからの時代を引っ張る我々リーダーが相手から『共感』を生むために持つべきことは、
自分自身が持つストーリー
+
自らが磨いてきた人間力
の2つだということです。
この2つが合わさって初めて『共感』を生み、「集める」のではなく『集まる』存在になることができます。
ビジネスモデルやマーケティング、人事制度といったことは、実はその後だということなんですね。
リーダーである経営者・起業家・社内リーダーは、
自分自身が持つストーリー
+
自らが磨いてきた人間力
を徹底的に掘り下げ、己を磨き続けることが必須条件だということです。
そうすることで初めて、周りに対して『共感』を生むことができ、発展し続ける事業構築が可能となるのです。
ストーリー × 人間力
ぜひ、研いていきましょう。
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(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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