起業後に必要なビジネスにおける「タイヤ」と「車軸」とは?
こんにちは。
ひとり起業家のビジネスを、ノート3冊分の自分史を使って揺るぎない自分軸(=起業エンジン)を見つけ「集める」のではなく『集まる存在』に変化させる起業エンジンメーカーの阪井裕樹です。
「起業する。」
自分の実現させたい形をイメージし、そのために自分で仕事を作る。
これは、本当に大変で、難しいことです。
そして、起業にはもう一つ非常に難しいことがあります。
それは、継続することです。
「創業後3年で90%が倒産する」と良く言われますが、それだけ、継続して売上を立てて行くことは難しいことなんです。
そこで今回は、起業した後に必要なビジネスを継続するために必要な考え方について、お話します。
ビジネスって「くるま」の構造と似ている
ビジネスって「くるま」の構造と似ています。
タイヤの部分は「マーケティング」と「ビジネスモデル」という仕組み。
その2つのタイヤを繋ぎ、回すために中心があるシャフト(軸)が『ノート3冊分の自分史』
そして、タイヤをまわすために搭載するエンジンが『起業エンジン』 であり、それらの要素を含んだ「くるま」全体、つまり車体の部分があなたの『ビジネス』となります。
タイヤと車軸、そしてエンジンが強固であれば、例えば事故にあってボディが傷ついたとしてもその「くるま」は走り続けることが出来ます。
実際、インドネシアで車体があきらかに事故を起こしてボコボコなのに 事も無かったかのように走り続けている「くるま」(しかもベンツなんですよ!笑)を見かけました。
外見よりも「構造」が大事
ビジネスを「くるま」に考えると、車体がビジネス全体を指します。
車体をいくら綺麗な色で塗り固める、イコール「自分をどう魅せるか」をいう部分をいくら強化したとしても、「くるま」本来の役割である目的地まで人やモノを運ぶ、つまりあなたがビジネスを通じて世の中に価値を提供するということを果たすことができなければ、全く意味がありません。
「くるま」自体の構造がしっかりしていないと、そもそも「くるま」としての役割を果たすことが出来ないんですね。
これをビジネスに置き換えると、いくらブランディングを頑張ったとしても、そもそものビジネスの構造がしっかりしていないと走り出したはいいものの、途中で部品が外れたり、下手したら大事故に繋がってしまうかもしれません。
そうならないために必要なのが、
- ノート3冊分の自分史を使った『起業エンジン』の発掘
- マーケティングやビジネスモデルの理解
といった、『起業における基礎』なんです。
この2つが無いと、あなたのビジネスという「くるま」の構造が強固になっていないため、事故を起こしてしまう可能性があります。
自分のビジネスにおけるタイヤ・シャフト・エンジンを確認する
阪井のところに相談に来る方には、「これから起業したい」と考えている人の他に、
「他の起業塾でやったけどダメだった。」
という方も多く相談に来られます。
こういった方の話を聞くと、ダメだった原因はタイヤ・シャフト・エンジンのいずれかが無いことが多くあります。
例えば
- 面白いビジネスを思いつき始めたけど、本当に自分のやりたいことではなかった。(=エンジンがない)
- 好きで好きで仕事を始めたのに、お金が稼げなかった。(=タイヤがない)
そのため、起業した人も、現在アイデアを出している人も、
「このビジネスにタイヤ・シャフト・エンジンがしっかりとそろっているか?」
ということを再度確認してみてください。

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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