【決断した!】って言う人ほど、結局何も変わらない。
こんにちは。
ひとり起業家のビジネスを、ノート3冊分の自分史を使って揺るぎない自分軸(=起業エンジン)を見つけ「集める」のではなく『集まる存在』に変化させる起業エンジンメーカーの阪井裕樹です。
セミナーに参加したりといった自分自身の学びを実際に実行する人は1000人中1人・・・
先日このような話を聞きました。
年始の「目標」が年末には「ノルマ」に変わってしまう理由でも書きましたが、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。 目標設定シリーズ」最終回の今回は、「決断」について考えてみたいと思います。
「決断」しても変わらないワケ
仕事柄セミナーやビジネス本と接する機会が多いのですが、そこで必ず耳にするのが「勉強になりました!」とか「私も頑張ります!」といった声。
その時には熱気ムンムンで、やる気もMAX!!自分でも出来そうと思いますよね。
でも実際のところ、数日後には何も変わらない自分がいる。
そんな自分が嫌で自己嫌悪に陥っていく。。。
そんなこと、ありませんか?
原因はホメオスタシス=恒常性にある
実はこの「元に戻ろうとする」現象は、私たちが日常無意識的に行っているいたって普通の現象です。
体温調整や傷の修復、はたまたダイエットでの停滞期まで、私たちの生活と密接に関わっています。
これらはホメオスタシス(恒常性)という、私たちの中に無意識レベルで存在する機能が、現状からの変化を嫌うため起こる現象なんです、実は。
恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(英語:Homeostasis、ギリシア語:ΟΜΟΙΟΣΤΑΣΙΣ)とは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。
「無意識レベルで決まっているのであればどうしようもない!」という声も聞こえてきそうですが(笑)、その通り。
元に戻ってしまう自分に嫌気がさしている人は、まずは「元に戻るのは仕方ない!」と自分を認めてあげることが必要ですね。
それだけでも大分気持ちが楽になります。
実は私も以前はセミナーに大量に参加し、ビジネス本をたくさん読んではいるけれど何も変わらない、自己満足で終わってしまっていました。
しかしこの「現状を認める」ということを知ってから、大分気持ちが楽になりました。
決断しなくていいじゃない!
しかし認め続けているだけでは何も変わらないので(笑)ここからは解決法を。
結論から言うと「決断」する必要ないです。
決断と聞くと何か大きなことのように聞こえますが、決めたとしても何も変わらないのでは意味がありません。
決断という漢字を分解すると、【決めるのを断つ】と表すことが出来ます。
本当その通り。
決めることをやめればいいんです。
大きな目標をたてて結局潰れてしまうのであれば、それは自分にとって目標でも何でもなく、ただのプレッシャーでしかありません。
相手から言われたことや自分でインプットしたことから判断するのではなく、まずは自分でやってみてそこから課題を見つけ出し、それを1つ1つクリアしていけばいいんです。
等身大の自分でまずはやってみる。がむしゃらに頑張ってみるとそこから見えてくるものが必ずあります。
「自分に乗り越えられない壁は現れない」という言葉もありますが、まさしくその通り。
まずはがむしゃらでいいじゃない!そう思います。
セミナー等受け身のものにばかり参加して自分を見失うのではなく、がむしゃらに頑張ることでそこから課題・目標を見つけ出していけばいいんです。
決断するということはとてもエネルギーを使います。
しかし机上の空論にばかりエネルギーを使っていたのでは何も変わりません。
実際に行動することにこそエネルギーを使うべきです。
エネルギーの使い道を間違えてはいけません。
目標を設定する際は、机上1割、実践9割で見つけ出していきましょう。
まとめ
ここまで目標設定シリーズ3部作をお送りしてきました。
過去の記事はこちらから
あなたの目標が誰にも共感されない理由
年収1千万を目指している人は、実は目標設定がヘタクソな件
決めた!というだけでは何も変わりません。
実践してこそナンボ。
実践しながら見つけ出していくこと。
今更ですが某映画の「ありのままで〜♪」が腑に落ちています(笑)
今日の企業家から起業家への1アクション
ブログ記事を書いてみる 。
自身のアウトプットにブログは本当最適です。
とはいっても最初からWordPreddはハードルが高いと思うので、最初はアメブロやライブドアブログ等の無料ブログから始めたらいいと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
この記事があなたの起業ライフの参考になることを願って

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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