起業して”その他大勢”から抜け出すために必要な3つのこと。
こんにちは、ノート3冊分の自分史を使って、コーチ・コンサルタント・講師の揺るがない自分軸をつくる『起業エンジン』メーカーの阪井です。
私も含め、コーチやコンサルタントと名乗る人が増え、日々沢山のセミナーやブログ、SNS投稿を目にします。
最近では、なんとか認定講師やほにゃららら協会のように、資格を提供して手数料収入を得るビジネスも増えてきました。
でも。
母数は増えているけれど、実際稼げている人はほんの一握り。
それが現状。
今日は沢山いるコーチ・コンサルの中で、「その他大勢」から抜け出すために必要なことを書いていきます。
ちなみに私の場合は、これらを実行した結果コンサルティングが半年待ちという状態になりました。
起業・独立しても結果に繋がらない状態からの脱却
3年前、私が週末起業でスタートしてから約1年の間、頑張れど頑張れど結果が出なかった暗黒の時代。
その時私は、人気のあるセミナー講師やコンサルタントに憧れ、「あの人のようになりたい!」とずっと思っていたんです。
憧ればかりが大きくなり、実際はセミナーに沢山出ているけれども全然結果が出ない。
むしろ出れば出るほどなんか暗闇にハマっていく・・・
どうしてこんなに頑張っているのに結果に繋がらないんだろうか。
ずっと悩んでいたんです。
壁にぶつかってどうしようも無くなっていた時、私にこう助言してくれる人がいました。
恐らくセミナーに沢山出ていて、「あの人のようになりたい!」と思っていた時の私だったら耳を貸さなかったことでしょう。
でも、セミナージプシーと化し、お金も時間も使い切ってしまっていた私には、とても響く言葉だったんです。
自分と他人は違う。
よく使われる言葉ですが、こういう言葉って自分が置かれている状況がどん底じゃないと全く響かないんですよね。
そこから私は、誰かの真似をすることは辞め、自分に出来ることに集中して取り組むことをスタートさせました。
それから2年後、独立することが出来たんです。
他人の真似をしているうちは超えることは出来ない。
今だから言えますが、起業・独立支援分野で有名な人というのは沢山いますが、「●●さんのようになりたい!」と思っているうちは、売上は出せません。
だって、「●●さんのようになりたい!」と言っている時点でその人のことを超えるという選択肢は消えている訳ですから。
誰かへの憧れでコンサルや起業塾に通ったとしても、成果が伴わずジプシー化してしまいます。
その他大勢から抜け出すために必要な3つのこと
今でこそ私もセミナージプシーから脱却することが出来ましたが、以前の私は完全に自己啓発マニアでした。
今日は、そんなセミナージプシーだった私が、その他大勢から脱却するために必要なことを3つに分けて書いていきます。
あなたの参考になれば幸いです。
まずは自分自身を理解して自信をつけよう。
誰かのようになることは出来ない。でも、もちろん情報を取得することは必要です。
ただしそれは、あくまでも自分という軸があるからこそ。
自分自身のことをよく理解しているからこそ、必要な情報や足りない情報が分かり、セミナーやコンサルを受けても血肉にすることが出来るんです。
まず情報を取りに行くことはNG。まずは自分自身を理解することから始めましょう。
自分を知る方法は、また改めて書いていきますね。
独立なのに独りで立てないことには手をださない。
ここのところ、個人起業でB to Cビジネス展開をしている人にとって、セルフブランディングの主流となって来ているのがfacebook。
自撮りをしたり、タグ付けをし合ったりして拡散させ、一気に認知度を上げるという手法が、女性起業家を中心に行われています。
確かにこの方法は効果的。実名登録制のfacebookだからこそできるオンライン口コミ方法です。
さしずめfacebookを使ったバイラルマーケティングといったところでしょうか。
ただ、この方法。使っているのがfacebookとアメブロだけというのが、非常に残念。
独立というのは、独りで立つと書きます。まさに自己責任の世界。
自分で全責任を持たなければいけないにも関わらず、自分のメインの集客ツールが借り物なのにはいささか疑問を覚えます。
アメブロはサイバーエージェント、facebookはfacebookの持ち物です。使用者はただそこのサービスをレンタルしているだけ。
自己責任の世界なのに、自分で所有せず借り物のみでビジネスをするのには、かなりリスキー。
たとえばメルマガでリストを確保したり、WordPress等に移行する等の対策を行えば、一歩抜きん出ることが出来ます。
売上という意識を捨て、結果にこだわる
コーチやコンサルタントの売上は、自分が何人のクライアントと契約したかによって決まります。
そしてクライアントがコーチやコンサルタントにその対価を支払う理由は、成果への期待です。
つまり、コーチやコンサルタントは、クライアントに対して成果を返さなければいけません。
月に2回の対面コンサルやスカイプ面談といった途中のプロセスは関係ありません。
繰り返します。クライアントがあなたに期待しているのは成果のみです。
コーチ・コンサルタントは、自分の売上ではなく、目の前の1人のクライアントの結果にこだわるべきです。
クライアントの成果に徹底的にこだわると、実はそこから自然と口コミは広がっていきます。
自分を超えるレベルの人をどれだけ輩出できるか。ここがコンサルタント、コーチの腕の見せ所。
結果にこだわると、実は比例して売上も上がっていきます。
まとめ
ここまで、その他大勢から抜きん出るために必要な3つのことを書いてきました。
何も特別なことは書いていません。
でも、この当たり前が出来ていない人が意外と多い。
出来ていない人が多いからこそ、この当たり前が出来る人がその他大勢から抜け出すことが出来ます。
ぜひ意識してみてください。
そして、実際に行動してみてください。
行動すれば改善点がわかりますし、少なくとも現状から一歩抜け出すことが出来ます。
では、今回はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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