起業前に必須!「自分で考える力」の鍛え方とは?
こんにちは。
ひとり起業家のビジネスを、ノート3冊分の自分史を使って揺るぎない自分軸(=起業エンジン)を見つけ「集める」のではなく『集まる存在』に変化させる起業エンジンメーカーの阪井裕樹です。
「自分で考える力」の大事さ
起業のサポートをしていると、「自分で考える力」の大事さを痛感します。
起業・独立するということは即ち全責任を自分で負うということでもあります。
- 収入・支出、税金といったお金
- 時間の使い方
- 誰と付き合うか
全て自分で考え、選択しなければいけません。
誤解を恐れずに言うと、会社員で働いているということはそれが大企業であれ、ベンチャーであれ何らかの形で企業に守られ、決められた範囲内で行動することが求められます。
そのため、自分で考える範囲も限定的です。
一方で、起業・独立するということは完全自由な世界です。
自由な世界だからこそ、「何をやったらいいか分からない」 と、今まで会社員として働いてきた人がいきなり起業すると迷うんです。
そりゃそうですよね。
今までやったことが無い世界に飛び込む訳ですから、戸惑うのは当然です。
だからこそ、起業・独立する際にはしっかりとした事前準備が必要なんです。
そして事前準備の中で一番重要なのが、実は「自分で考える力」なんですね。
自分で考える力 = 生き抜く力
自分で考える力は、言い換えると起業の分野では『生き抜く力』と言い換えることが出来ます。
完全自己責任の世界だからこそ、自分自身で起業・独立というサバイバルを生き抜いていかなければいけません。
独立はおすすめしない
こんなことを言うと、びっくりされるかもしれませんが、
阪井は起業コンサルをしていながら独立をオススメしないコンサルタントです(笑)
もちろん、起業は全員した方が良いと思っています。しかし、実際独立は別物です。
ここで言う起業とは、自分のビジネスを持つということです。
自分のビジネスを持つことはめちゃめちゃ自分にとって良い経験値となるので皆やったほうがいいと思いますが、独立となると話は別です。
相当覚悟のある人で無いと独立はオススメしません。
確かに独立は全部自分の自由になるというメリットもありますが、その分責任も伴うので自分で覚悟を決めて取り組むことができる人しかオススメしません。
起業が一種のブームで「独立しようよ!」 みたいなことを気軽に言う起業コンサルもいますが、そんな甘くないですよ。
自分で考える力を最速で鍛えるための方法
では、一体どうすれば自分で考える力を鍛えることができるのか。
フランスの哲学者、ジル・ドゥルーズはこう言っています。
人間は安定した環境では考えない存在なのだ。
つまり、人間が考えるということは、今まで出会ったことのないものとの出会いによってなのである。
もし考える力を取り戻したいのならば、移動してみることが手っ取り早い。
その時、あなたの頭脳は回転し始めるだろう。
考える力を取り戻したいならば移動すること。
これが最も手っ取り早く自分で考える力を鍛える方法です。
そこで阪井が提案するのは、海外に移動するということです。
海外と言っても、旅行ではないです。
1人で、普段旅行ではいかないような場所に行ってみることをオススメします。
阪井も移動しました。
阪井は大学生の頃、オーストラリアに留学していたことがあります。
それまで飛行機すら乗ったことが無かった人間が自分で語学留学の手配を英語で全部行い1人で現地に飛ぶという経験をしたことは今に非常に生きています。
少しは英語を勉強していたとはいえ、初海外で、いきなり長期滞在。よくやったものです(苦笑)
自分の英語が全く通じず、コーラ1本すら買えず、「このままいくと死ぬかも」と思ったこともありました。
でも、人間ピンチになればなんとかしようとするんですよね。
必死に自分で考え、ボディランゲージで伝えたり、紙に書いたりして次第にコミュニケーションをとることができるようになっていったんです。
人間ピンチになればなんとかしようとする。
この、「なんとかしようとする 」ことこそ、自分で考える力を鍛えるのに最適です。
まず始めに出来ない理由を探してしまった人へ
もしかしたら、こう書くと
- 英語出来ないし
- 海外行くお金無いし
- 時間も無いし
- そんな行動力もないし
といった出来ない理由を探すかもしれません。
でも、英語なんて出来なくて良いんです。
お金や時間が無くてもLCCや週末を使えば1日2日でいけます。
そして、厳しいですが、行動力が無ければ、そもそも起業・独立なんてやめてしまえと言いたいです。
起業・独立においてはもっと厳しいことなんて沢山ありますからね。
大事なのは移動すること。
大事なのは移動すること。
自分が今までいなかった環境に身を置くことです。
これを繰り返してください。
正直、この「自分で考える力を身につける」ということに関しては、日本で高額セミナーに出ているヒマがあったら海外に1人で行くことにお金と時間を使ったほうが何倍も費用対効果があります。
そもそも海外に行くということが自分のビジネスの糧になりますから。
1人で敢えて不便な体験をしてみる。そして、日本とは異なる文化を体感する。
これって何ものにも代えがたい財産になるんです。
ぜひ、移動して、自分の考える力 = 生き抜く力を鍛えてください。

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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