起業におけるクセモノ「初心者マーク」とは?
こんにちは。
ひとり起業家のビジネスを、ノート3冊分の自分史を使って揺るぎない自分軸(=起業エンジン)を見つけ「集める」のではなく『集まる存在』に変化させる起業エンジンメーカーの阪井裕樹です。
起業におけるクセモノ・初心者マーク
これからビジネスをつくっていこうとする人はついつい「初心者」とか「初めて」といった言葉を使いがちです。
こういった言葉をもし自分が発していたら、要注意。
その言葉を発したとき、あなたの胸にはピカピカに光る初心者マークがついています。
そして、この初心者マークが実はクセモノなんですよね。
初心者にビジネスに依頼をしたいですか?
今、このブログを読んで頂いているという事は、あなたは、
- 現在自分でビジネスをしている
- 今後、ビジネスをやって行きたい
という方かと思います。
そこで、1つ質問です。
あなたは「まだ、始めたばかりなんです」という方に、仕事をお願いしますか?
多くの方は、「しない」と思います。
では、もう一つ質問です。
「始めたばかりなので、モニターで体験してもらえない?」と言われたらどうでしょう?
この場合、
- 金額が低い
- 元々、関係性がある
状況でしたら、仕事になる可能性はありますよね?
しかし、裏を返せば、「安く」「関係性がある」状況でないと仕事に繋がらないわけです。
このような状況では続けていても、ビジネスとしてまわして行くことはできません。
初心者マークを外すには?
起業初心者マークを早く外すには必ず経験しなければいけないことがあります。
1つは実践練習を繰り返すこと。
これは技術の上達のためにも必要なことで、車と一緒ですね。
そしてもう1つが適切な表現が思い浮かばないのでこの例えを使います。
それは、「自分のビジネスという車を壁にぶつけてエアバッグを作動させる」ということです。
誤解を招かないためにも、解説しますね。
エアバッグを作動させるとは?
この例でいう「壁にぶつかってエアバッグを作動させる」とは、「インパクトのある経験をする」ということです。
初心者はついつい運転を怖がって慎重に進みがちです。
そして、例えば車をぶつけるときも軽くこする程度。 車体にはほとんどダメージがありません。
車を運転する場合は安全運転をして欲しいので車体をこすらないに越したことは無いのですが、こと自分のビジネスとなると、安全運転をし過ぎるといつまで経っても初心者マークを外すことは出来ません。
時には思いっきり自分の車をぶつけてエアバッグを「ボンッ!」と作動させるくらいのインパクトのある経験が必要です。
このインパクトのある経験を何回することが出来たかによって、起業初心者マークを早く外すことができるかどうかが決まって来ます。
そのインパクトのある経験は、もしかしたら自分の中で痛みを伴うものもあるかもしれません。
でも、起業というのは、痛みを乗り越えてこそ一人前です。
私も何回エアバッグを作動させたことか...(苦笑)
怖い、けど一歩踏み出そう
今まで話をまとめると、車で例えるならばエアバッグの作動実験のように、思いっきり自分から壁にぶつかりにいこうということを言っています。
正直、めちゃくちゃなことを言っているのは分かります。
でも、そうやって自分で壁に向かって突進していかなければ、いつまでたっても初心者マークは外せません。
はやく初心者マークを外すことが出来る人こそ、起業して結果を出すことが出来る人です。
これは何も初心者に限ったことではありません。
すでに起業・独立されている方も、なかなか結果が出ない、伸び悩んでいるということであれば、インパクトが少なくなっているのかもしれません。
ぜひ、今一度思い切って壁にぶつかっていきましょう!
そうすれば、突き抜けることが出来ますから。

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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