起業したが上手くいかない人の間違った目標設定
こんにちは。
ひとり起業家のビジネスを、ノート3冊分の自分史を使って揺るぎない自分軸(=起業エンジン)を見つけ「集める」のではなく『集まる存在』に変化させる起業エンジンメーカーの阪井裕樹です。
あなたの事業、成長していますか?
ここ数年。個人で起業する人が非常に増えています。
今やインターネットを使えば、誰でも自分で事業を興すことが出来ますから。
本当便利な時代になりました。
起業することが身近になった一方で、起業しても上手くいかない人の数も相対的に増えてきたように感じます。
あなたは実際のところどのような状態でしょうか?
1年前の自分と比べて、「確実に成長した!!」と胸を張って 答えることが出来るでしょうか。
もし、この質問に胸を張って 「YES!!」 と答えることが出来ないのであれば、ご自身の事業の歯車がどこか上手く噛み合っていない可能性があります。
そして、この上手く噛み合っていない歯車は時間が経つにつれてそのズレが大きくなり、ついには壊れてしまいます。
上手く行ってない人の目標設定
今まで沢山の個人起業家、1人社長、フリーランスの方と接してきて思うのが、なかなか上手くいっていない人に共通しているのは
「目標が売上になっている」
ということです。
特にSNSをメインの集客ツールとして使っている方は、 「あなたの目標はなんですか?」 と質問したときに、
- 月商●万円を達成する
- 会社をやめる
といった答えを出す方が多いように感じます。
事実、SNS上では、「月商●円を達成しました!」のような投稿を見る機会が多いですね。
確かに事業を継続するのに売上があることは必須条件です。
でも、ちょっと考えてみてください。
その人が月商●万円を達成しようがしまいが、他の方から見たら関係無くないですか?(苦笑)
起業はあくまでもスタートで、大事なことは立ち上げた事業を継続させる「経営」です。
例えば月商100万円を1ヶ月達成して、他の月は全然売上が無いのと、月商50万円を安定的に12ヶ月継続させるのとでは、どちらがいいでしょうか。 断然後者です。
事業を立ち上げるということは、最大瞬間風速を吹かせることではなく、安定的に右肩上がりの成長曲線を描くことです。
この安定的に右肩上がりの成長曲線を描けている状況が、冒頭でお伝えした、歯車が上手く噛み合っている状態です。 一気に拡大すると、どこかで歪みが出て、いずれは壊れてしまいます。
今、個人起業をする方が増え、一方で売上を達成するためにはどんな手でも使うみたいな手法を教えるコンサルも増えている気がします。
そういうコンサルにお金を払い、結局自分の歯車が噛み合わなくなってしまっている人が増えてきている気がしてなりません。
あなたが起業・独立する目的は何ですか?
何度もお伝えしている通り、起業・独立する目的は決して売上ではないはずです。
- 社会をもっとよくしたい
- 新しい価値を提供したい
そのための手段として起業・独立という手段を取るんです。
売上や収入が目的となっていたのでは、それこそモチベーションが続きません。
実際のところ、最大瞬間風速の事業は目立ちます。キラキラと輝いて見えます。
人はキラキラしたものや、自分に無いものに惹かれますので、どうしても目立こういったものに引き寄せられます。
でも、先ほどお伝えした通り、本当に大事なことって月商●万円ではなく、自分のやりたいことをやるための手段として起業・独立があり、それに夢中になって取り組んでいたら結果として売上が増えるということだと思うんですよね。
そのため、もし、「上手くいかない」と感じるのでしたら、是非一度 ・あなたの目標 ・あなたが起業・独立した理由 を再度見直してみて下さい。

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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