あなたのミッションは「ミッションもどき」になっていませんか?
こんにちは。
ひとり起業家のビジネスを、ノート3冊分の自分史を使って揺るぎない自分軸(=起業エンジン)を見つけ「集める」のではなく『集まる存在』に変化させる起業エンジンメーカーの阪井裕樹です。
ミッションという罠
「自分が上手くいかないのはミッションが無いからだ」
「ミッションさえあれば上手くいく」
最近、こんな声を聞くようになりました。
ノウハウで差別化をするのはもう限界。
だからこそ、自分自身をきちんと理解して自分らしく活動したい。
そんな方が増えています。
実は、これは50%あたっていて、50%ハズレています。
最近、ミッションという言葉が1人歩きしている気がして、なんだか
「ミッションさえ見つければなんとかなる!」
みたいな、魔法の言葉みたいに捉えている方が多い気がします。
確かにミッションが定まれば、自分の中でエンジンがかかり、行動が止まらなくなるのは事実。
ミッションは簡単には見つからない
でも、ぶっちゃけるとミッションをそんな簡単に見つけられたら苦労しません。
ほとんどの場合は、「これかな?」と思うミッションを(仮)で定めた後、それを検証するために「行動」に移して自分の中に落とし込んで初めて腑に落ちます。
しかも、ミッションは見つけてもらうのではなく自分で見つけるもの。
最近多いミッション発掘系のコンサルで多いのが「あなたのミッションはこれだよ!」とコンサル側から言うもの。
阪井から言わせると、「あなたのミッションはこれだよ!」と誰かに言われている時点で、それはあなたのミッションではなく、その人が勝手に決めた「ミッションもどき」です。
それ、ミッションもどきではないですか?
多くの場合、こういったミッションもどきの効果は3日から1週間ほど。
最初はテンションが上がるのでいけそうな気がしますが、次第に「いや、これって本当に自分のミッションか?↘↘」という状態に陥ります。
ミッションは見つけてもらうものではなく、自分の中から引き出し、引き出してもらうもの。
相手から「これだよ」と言われた時点で、それはミッションではないです。
ミッションは泥臭く、汗臭いもの
「ミッション」って最近なんだか魔法のように捉えられるけど、ちっともそんなことないです。
「自分の頭と手に汗をかかせた結果、言語化出来ないふとしたひらめきが自分の中に現れたもの。」
それがあなたのミッションのタネです。
現れるまでは大変だけれど、1度現れたらそれはあなたの足下をずっと照らしてくれる、それがミッションです。
さあ、手と頭にめいっぱい汗をかいて、そして実際行動に移して汗だくになりましょう(笑)
汗臭く、泥臭いトレーニングをするのが、実は一番効果てきめんなんですよね(^^)

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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