起業における「基礎力」の磨き方
こんにちは。
ひとり起業家のビジネスを、ノート3冊分の自分史を使って揺るぎない自分軸(=起業エンジン)を見つけ「集める」のではなく『集まる存在』に変化させる起業エンジンメーカーの阪井裕樹です。
起業における基礎力とは?
何をやるにしても、 基礎となる体力は必須要件です。
樹木に例えると 「根っこ」ですね。
では、 起業における基礎力とは 一体何でしょうか。
阪井の考える、起業における基礎力とは
『自己理解』
これに尽きると思います。
自分自身のことをちゃんと理解しておかないと、
- 今後事業を展開する際の適性分野を選ぶ時
- 自社の強みを打ち出す際のポイントの設計
- 何かトラブルが起こった際の対処法
など、今後事業を展開していくときに必要となることに 対応することが出来なくなってしまいます。
きちんと自分のことを理解して、それに基づいて事業展開を行っていけば、ちゃんと結果はついてきます。
なぜなら、自分の事業における1つ1つの展開から普段の行動レベルに至るまで、『一貫性』があるからです。
基礎力は「緊急じゃ無いけど重要なこと」
自己理解の大事さを、阪井は本当繰り返し言っていますが、実際に行動に移すとなると、出来る方と出来ない方がどうしても出てきてしまいます。
それは、「自己理解」が7つの習慣でいう
「緊急じゃ無いけど重要なこと」
なんですね。
「緊急じゃ無いけど重要なこと」については以下より↓↓
http://www.franklinplanner.co.jp/system/important.html
ぶっちゃけると、別に自己理解なんてしなくても、なんとかなります(笑)
なんとかなるから、皆おろそかにしがちなんです。
でも、裏を返せば、この皆がおろそかにしがちなことをちゃんと実行したら、 もの凄い『基礎力』が身につくと思いませんか?
では、この「緊急じゃ無いけど重要なこと」を出来るようになるにはどうしたらいいのか。
緊急じゃ無いけど重要なことをやるために必要な3要素
緊急じゃないけど重要なことをやるために必要なことは、大きく分けて3つあります。
- 全体を設計する
- 逆算して記録する
- 1人でやらない
順番にお伝えさせていただきますね。
1.全体を設計する
まず大前提として必要なことがこれです。
家を建てるにしても、何かをつくるにしても、設計図がないと始まりませんよね。
起業においても、自分のビジネスを成功させるための 設計図が必要となります。
あなたは、ご自身のビジネスの設計図をつくっていますか?
設計図とは、 コンセプト設計から始まり、 ターゲット設定、メディア設計、 そして自分のサービスが役立てる人が どういった流れで自分のサービスを購入してくれるのかといったあなたのビジネスの全体を俯瞰することができるものです。
実は、私の過去のセミナーに参加してくれた方にアンケートを取るとこの設計図づくりが出来ていない方が 非常に多いんですね。
そして、もう一つ重要なことがあります。
それは、設計図づくりをする以前に、自分の伝えたいことややりたいことをきちんと言語化しておかなければいけない ということです。
言語化するために必要なことが、「自己理解」となります。
そして、自己理解を行うためには、 やはり『自分史を書くこと』が必須なんですね。
そのため、そもそも自己理解が進んでいないと、設計図をつくることすらできないんです。
でも、この設計図づくりを行うことで、自分が今やらなければいけないこと、自分の現在地が明確となり、緊急じゃ無いけど重要なことに取り組みやすくなります。
しかし、勘のいい方は気づかれたと思いますが、 この設計図づくりもまた、緊急じゃ無いけど重要なことになります。
そのため、やろうと思っても出来ないという人が出てきてしまいます。
その解決方法が残りの2つになります。
2.逆算して記録する
全体を設計する(設計図をつくる)は、起業基礎力を磨くためには必須条件です。
これをやるには一定のまとまった時間を確保する必要があります。
でも、このまとまった時間がなかなか確保出来ないんですよね…
そんな時に必要なのが、ゴールからの逆算思考と時間を記録することです。
ゴールからの逆算思考は、例えば
「起業基礎力を身につけるための自己理解をするために、自分史を3ヶ月で書き終える! 」
と決めた場合、 3ヶ月先のゴールに向かって具体的に何をいつまでにやるのかを 決めて行動するということです。
きちんとゴールに対しての行動プロセスを設計することで、自分の時間を有効活用することができます。
そしてもう1つの時間を記録すること。
あなたは、ご自身の毎日の時間(自己投資の時間)を記録していますか?
スケジュール帳に予定を記入することは実践している方は多いと思いますが、自分の起業のための時間や、ご自身を振り返る時間、 つまり緊急じゃ無いけど重要な時間を 予めブロックして記録していますか?
これをやっている人って結構少ないんですよね。
そして、実際にやっている人でも、ついつい目の前の予定に振り回されて事前にブロックしていた予定を消してしまう人が多いです。
でも、先ほどお伝えした「全体を設計する」や「ゴールからの逆算思考」をするためには時間を確保することが必須です。
とはいえ…時間を確保しようと思っても、1人でやるとどうしても出来ない…
そんな時に登場するのが、 次の「1人でやらない」という事です。
3.1人でやらない
まとまった時間を確保するために意外と大事なことが 「1人でやらない 」ということです。
言い換えると、お互いに応援し合う環境をつくるということが大事なんですね。
お互いの目があると、人って頑張れるんです。
ちょっとしたことなのですが、結構大事なことなんですよね。
したい人10000人。始める人100人。続ける人1人。
「したい人10000人。始める人100人。続ける人1人。 」
こんな言葉があります。
やり方を知っていても、出来る人は1/100。 更に、続けることができる人は1/10しかいません。
そのため、是非「自己理解」に関しても
- 1人でやらない
- ゴールからの逆算思考と時間を記録する
- 全体を設計する
- 自分史を書く
- 具体的な事業に落とし込む
この順番で、1つ1つ、取り組んでみてくださいね。

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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