【3分でわかる】商品成約率を8割に変えるセミナー作成術とは?

 もしあなたがセミナーをつくることになったら、どのようなセミナーをつくりますか?

この質問は私が自社セミナーで参加者に問いかける質問です。

こんにちは!阪井裕樹です。

セミナーとはいっても千差万別。
ノウハウを教えるものからメンタルマネジメント、投資等実に様々なセミナーがあります。

しかし、セミナーをつくって頑張って集客もした!そしてセミナーも実施したけれど参加者からの反応がイマイチ、、、結局その後のお付き合いに繋がらない、そんな経験はありませんか?

今回は、超自己満足セミナーで参加費500円でも参加者が皆無だった過去から、コンサルティング成約率8割を超えるようになった私の経験をもとに、初心者が陥りがちなセミナー構成と、実際に私が行っているセミナー構成について解説していきます。

ノウハウ系のセミナーは絶対するな!

あなたが、例えばサラリーマンとしての経験を活かしてセミナーをつくるとした場合、どのようなセミナーをつくりますか?
多くの人がつくりがちな内容は、今までのサラリーマンとして自分自身が関わってきた経験を元に、例えばタイムマネジメントやマーケティングに関するセミナーといったところでしょうか。 

では、実際そういった内容でセミナーを開催したとしたら、人は集まるのでしょうか。

私の今までの経験から言うと、残念ながらそういったセミナーでは集客することは難しいでしょう。
なぜならそういったノウハウ系のセミナーで話す内容は、Googleで検索すれば済むからです。

例えばタイムマネジメント1つとっても、あなたのタイムマネジメントよりもはるかに結果を出しているタイムマネジメント方法がクリック1つで手に入ってしまいます。

しかも無料で。

そのような状況の中で、どこの誰かも分からないあなたのタイムマネジメントを知りたい人は皆無だということはお分かり頂けると思います。

ノウハウ系は無料でいくらでも手に入るので、情報の提供を目的に作成するのであれば有効ですが、その後のバックエンド商品等に繋げたい場合はやるべきではありません。

弟子より師匠を知りたい。

そしてもう1つ陥りがちな例がこちら。

私は普段から、「自分のビジネスを加速させたければ既に結果を出している人に教えてもらうほうが何倍も成果が出るのが早いし時間の短縮にもなる」ということを言っています。
それはつまり師匠と呼べるような人から学ぶということです。

しかしここで1つ。

「自分自身がやっていることと全く同じやり方・ノウハウをクライアントに教える人は要注意」ということをお伝えさせてください。

いわゆるコピービジネスですね。
師匠がいて、その師匠のノウハウを学んだ弟子達が内容をコピーしてセミナーやコンサルティングを展開していくパターン。

確かにこういった既に成果が出ている内容でセミナーを開催すれば、人は集まる可能性はあるでしょう。
また、成果も出やすいかもしれません。

しかし、よく考えてみてください。
師匠と同じセミナーを弟子がやっているのであれば、あなたは師匠と弟子のどちらのセミナーにいきたいですか?

もちろん本家本元のほうですよね(笑)

もしあなたが誰かのコンサルティングを受けて、セミナー講師やコンサルタントとして活動していきたいと思うのなら、コピーを生み出す師匠からは絶対に学ぶべきではありません。

部分的に取り入れるというのは勿論OKです。
しかし全てをコピーした場合、その師匠とあなたは経歴・経験・性格等全てが異なるため、師匠と同じ結果が生まれるとは限りません。

まさにノウハウだけを学んで自滅するパターンの典型ですね。

本やネットの内容を完コピして切り貼りする。

これも多いパターンです。
以前の私がまさにこのパターンでした。

確かに本やネットにはたくさんの情報があります。
しかしそれら全ては、あなた自身のものではありません。

確かにイノベーションは以前の技術の組み合わせから生まれますが、それと自身が学んだ情報を切り貼りするのとは全くの別物です。

先程述べたコピービジネスにも通じるところがありますが、そのままコピーしたとしても、あなた自身の言葉ではないため、相手から共感を得ることは出来ません。
ましてや、あなた自身がそれらの情報に対して消化不良になってしまうでしょう。

大事なのはHowではなくwhy

セミナーをつくる際に大事なことは、誰がやっても同じ内容となるノウハウやコピーではなく、あなた独自のコンテンツを伝えることです。

しかし独自のコンテンツをつくる際にも注意すべき点があります。

それが、ノウハウに経験をプラスするのではなく、経験を最も活かすノウハウを採用するということです。

ノウハウに経験をプラスするというのは、言わばタイムマネジメントという伝えたいことがあって、それにあなた独自の解釈やノウハウを追加していく方法です。

これはセミナーをつくる時に最も陥りがちな点です。

このブログの最初でも述べた通り、例えばタイムマネジメントのセミナーをあなたが実施しようと考えた場合、そもそもタイムマネジメントという分野が先に来ている時点で他社との差別化が難しくなります。
そして結局数多くあるタイムマネジメントセミナーの中に埋もれてしまいます。

では、どのようにセミナーをつくっていけばいいのか。

その答えはノウハウに経験をプラスするのではなく、経験を最も活かすためのノウハウを採用するということです。

もしあなたの今までの経験・知識・ビリーフやミッションといった、あなた自身を最も活かす・表現することが出来る内容がタイムマネジメントなのであれば、タイムマネジメントのセミナーをすればいいんです。

もしマーケティングが最もあなたの経験・知識・ビリーフやミッションを活かすことができるのであれば、あなた自身を一番伝えやすい手段としてマーケティングのセミナーを採用すればいいんです。

ここでのポイントは、あなたの経験・想いを最も活かすことができるのは何か、ということです。

ノウハウが先にくるのではなく、あなたの経験・価値観・未来像といった、あなたにしか語ることの出来ない内容が前提条件とあって、それを最も活かすことが出来る手段を取り入れるべきです。

この視点でセミナー構成を考えていくと、あなたしか語ることの出来ないセミナーをつくることができます。
そして相手から共感され、その後に恐らく控えているであろう(笑)、バックエンドの成約率を格段に上げることが出来るセミナーをつくることができます。

まとめ

私の最初のセミナーは経済セミナーでした。

日本の経済の先行きの不透明さからアプローチをしていき、自分の身を自分で守るためにはもう1つの収入源をとろう!という内容でしたが、全く共感を得ることは出来ませんでした。

それもそのはず。
経済についてほとんどド素人だった私が話す内容なんて誰も興味が無かったからです。
ノウハウ系のセミナーはこれと同様です。

これは経験価値化型起業においても同様です。

会社員としての経験が長い人ほど、会社での自分自身の仕事を活かそうとします。

しかしこれでは差別化は出来ません。
そのノウハウは会社という「ハコ」があって始めて機能していたからです。

自分自身で経験価値化型で起業する場合は、まず最初に来るのはあなたにしか語ることの出来ない経験・想いといった部分です。
それを最も活かすことが出来る手段として、会社での経験があるのであれば、それを採用すればいいんです。

語る資格のある誰が話す内容なのか。

ノウハウからのアプローチではなく、あなたの経験からのアプローチを行う。

ぜひこの視点からセミナーをつくってみてください。

では、今日はこんなところで。
またお会いしましょう。

今日の企業家から起業家への1アクション

自分のセミナーはノウハウからのアプローチをしていないか検証する。

【全98ページ!】e-book『無料』プレゼント!

【全98ページ!】e-book『無料』プレゼント!
詳細・登録は以下よりどうぞ
(株)CarpeDiem『起業エンジン』メーカー阪井裕樹
(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア

facebookでコメントする。