時間の費用対効果を考えると仕事辞めたくなるのは当然だ。
by Thomas Leuthard
最近強く思うこと。
「時間は有限である」
当たり前のことだけど、本当当たり前すぎて意外とこの重要性に気づいていない人が多い。
今回は仕事という視点から、「時間は有限である」ということについて書いていきます。
仕事辞めたい人は、まずは自分の時間を把握しよう
1日最低8時間。
1週間で最低40時間。
私たちが毎日、毎週仕事に対して投下している時間。
とはいっても残業等されている人もいると思うので、1日あたり10時間とか12時間とか、それこそ朝から晩まで働いている人も多いのではないでしょうか。
家に帰ってもただ寝るだけ。
毎朝満員電車に乗り、帰りも疲れた身体で満員電車で帰る。
金曜日は華金とばかりに会社の人と飲みに行き、会社の愚痴を言い合う。
そして週末は平日の疲れが残り、昼まで寝ている。
年齢が上がるにつれ、部下ができ、給料は上がったけれど責任も重くなり余計大変。
そんな生活を35年以上続ける。
これって幸せですか?
以前は確かにこれでよかったかもしれない。
なぜなら会社が守ってくれたから。
しかし今の時代は企業の業績も不透明で、更にいつ肩を叩かれるか分からない。
いつも査定にビクビクしながら生活している。
それを35年以上も続ける。
もう一度聞きます。
これって幸せですか?
面白いですか?
あなたが一生懸命会社に尽くしたとしても、「この仕事俺にしか出来ない!」と思っていても、実際問題あなたがいなくなったとしても会社は動き続ける訳で。
あなたがいなくなってもビクともしないのが会社な訳で。
そんなところにあなたの大事な大事な時間を投下し続ける。
それって面白くも何ともないと私は思います。
今の若者は、、、の矛盾
今の若者は会社をすぐ辞めるといわれてます。
確かに転々としている人も多い。
フリーターとか定職に就いていない人も多い世の中。
インターネットの登場で、働き方がガラリと変わりました。
以前はモノ作りが産業の基盤だった日本。
決められた時間でどれだけ作れるか、が評価の基準だった訳です。
しかし今はモノ作りが逆に足を引っ張っている状況。
代わりに台頭してきたのは有形物ではなく情報といった無形物を提供する人達。
無形物って目に見える評価基準がないから端からみると客観的に評価が出来ません。
そのため、モノ作りをしてきた人やずっと1つの会社に勤めてきた人からみると、その価値が分かりにくいんです。
しかし、その情報や体験等、今や人は無形物に価値を感じ、お金を支払うようになりました。
そのため自身のキャリア選択においても、「自分らしく生きる」とか、「自己実現」といった、自分自身を主軸にしたキャリア選択をする人が増えました。
実際「留学」とか「世界一周」とかを学生時代にする人が多いですね。
彼らもモノではなく、現地での体験や自身の英語力といった無形物にお金を支払っています。
これらの変化を一言でいうと「時代が変わった」というのかもしれませんが、あまりに変化が早すぎて、従来の働き方をしている人はなかなか追いついてこれないのが現状ではないでしょうか。
「時代が変わった」という一言では簡単に片付けることができない気がします。
今ですらこんな状況なので、現在20代、30代である私たちが50代とかになった時には、更にもの凄いスピートで変化し続けているのかもしれません。
もはやついていくことができないかもしれませんね(笑)
そんな変化の激しい時代だからこそ、私たちは必然的にその変化に対応し続けなければなりません。
対応することが嫌ならば自給自足の生活をすればいいんです。
そんな状況の中、何も考えずに毎日8時間とか10時間とかを会社に投下している。
もちろんそれが費用対効果で考えて自分自身にとってプラスになっているのであれば問題ありません。
しかし大多数の人は、何も考えずにただ毎日を過ごしているのではないでしょうか。
今こうしている間も、あなたの貴重な資産である時間は無くなっていきます。
その時間を活かすのか、無駄にするのか。
【時間が有限である】
最近この言葉が頭の中をグルグル回っています。
有限だからこそ、サバイバルを勝ち抜こう
時間が有限であるからこそ、「その他大勢」ではなく「自分が主人公」になり、自分自身の力でキャリアを切り拓いていく必要があります。
サラリーマンも『従業員』という意識ではなく『自分会社のひとり社長』として会社を取引先と捉え、会社以外にも取引先を増やしたりしなければ潰れてしまいます。
そういう意味も込めて、私はこのブログをサバイバルマニュアルと名付けています。
本当これからはサバイバルだと思うから、一人でも多くのサラリーマンが【有効的に】時間を使うことができるようにサポートしていきます。
今日はそんな今の私の思ったことを書いてみました。
時間はあまりにも身近にあり過ぎて、その価値に気づきにくいという側面があります。
しかし時間は有限であり、私たちが唯一持っている共通の資産だからこそ「どのように使うか」が実は最も私たちがやらなければいけない最優先事項なのではないでしょうか。
自戒を込めて、書きました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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