【あなたの商品は売れません!】起業初心者がどんな商品でもすぐにリリースをすべき理由とは?
こんにちは、阪井裕樹です。
最近私のコンサルパートナーの皆さんが続々と起業に向けてステップアップしているのを見て、私も負けてられないなと思う今日この頃です。
さて、昨日コンサルパートナーの1人と話をしていた時のこと。
「阪井さん、商品っていつリリースすべきなんですか?」
と言われました。
今日はそのことについての私の答えを書いていきます。
起業初心者は、まず無料で商品をリリースしよう
まず答えを言ってしまうと、「無料でいいからさっさとリリースしよう」ということです。
でも、これを起業初心者に言うと、
「そんなこと言っても私の商品が売れるか分からないし、、、」
「売れなかったらどうしよう、、、」
「叩かれたらどうしよう、、、」
等々、マイナス発言が連発して出てきます。
でも大丈夫。あなたの商品は最初は売れませんから。
ここ、大事なので繰り返しますね。
あなたの商品は最初は売れません。
最初からバカ売れなんて、甘い世界じゃないのよ、本当に。
では、なぜ売れないと分かっているのにまずリリースすべきなのでしょうか。
①無料で商品をリリースすることで、顧客の生の声が聞けるから
私が提供しているのは、コンサルティングを主軸とした無形商品です。
無形である以上、明確な価値が見えにくいというデメリットがあります。
このデメリットを解消する方法は、たった1つしかありません。
それが「顧客に聞く」です。
無形商品は、自分自身が商品の内容を最高だ!と思っていても、その価値を相手に伝えることが非常に難しい商品です。
だからこそ、無形商品の告知ページには【お客様の声】が沢山掲載してある訳で。
価値を相手に伝えることが出来ない以上、【顧客の声】がその商品の価値を伝えることができる手段なんですね。
しかし最初はその【顧客の声】すらも無い訳です。
では、一体どうすればいいのか。
価値を伝える手段が無い以上、その商品の値段を決めることすらできません。
そのため、まずは顧客にその商品を実際に使ってもらい、その価値に見合った価格はいくらなのかを聞く必要があります。
そこで出てくるのが、【無料もしくは低価格でのモニター】です。
あなたのターゲットに合った人に直接声を掛け、無料もしくは低価格でいいから実際にそのサービスを受けてもらう。
そしてサービス内容に対してフィードバックをもらう。
たったこれだけのことをするだけで【ターゲット層に刺さる顧客の声】を得ることができます。
しかしここで注意すべきことは、無料だからと言ってサービス内容の手を抜いたりしてはいけません。
なぜなら【答えは顧客が持っている】からです。
これが私が起業初心者が無料で商品をリリースすべき2つめの理由です。
②顧客からの声が改善材料になる
私たちが扱う内容は無形である以上、そのサービス内容が正しいのかどうかというのは実際にその商品を使ってみないと分かりません。
あなた自身は商品をつくっている側なので、その商品には絶対的な自身を持っていることでしょう。
しかし、それが顧客にとって使いやすいものであるのか、価値のあるものであるのかというのは全く別な話です。
いくら事前にシュミレーションをしたとしても、実際の答えは顧客しか持っていません。
無形商品であるコンサルティングは、実はリリース前の設計よりも、リリース後に顧客の声を聞きながら修正したほうが、何倍も良い商品になります。
そのため、初回リリース時はまだ完成度が60%でもかまいません。
むしろ、早くリリースして、反応を見ながら修正をしていく。
このほうが商品設計に良い影響を与えますし、商品自体の価値も上がり、単価も上昇していきます。
あなたは無名の商品を買いますか?
最初は無料でリリースしよう!と聞いた時、あなたはどう思いますか?
「せっかくつくった商品を無料でリリースするなんて、ボランティアじゃ無いんだから」
と笑うかもしれません。
しかし、あなたが顧客の立場だったらどうでしょう。
全く無名の、存在しているのかすら分からないような人の商品と、顧客の声があり、実績も出ている商品のどちらにお金を出すでしょうか。
答えは言わずもがな、実績の出ているほうですよね。
それと同様です。
起業初心者がまず第一にすべきことは【実績をつくっていくこと】です。
実績が無い以上、あなたがせっかくつくった自信のある商品だったとしても、顧客の人生を変えてしまうような凄い商品だったとしても、買ってもらうことは出来ません。
まず最初に取り組むべきことはとにかく実績をつくっていくことです。
このフェーズにおいては、かなり泥臭いこともしなければいけない場面もあるかもしれません。
しかし、その過程を経て実績が積み重なることで、あなたの商品は洗練されたものとなり、高単価でも相手から「お欲しい!」と言ってもらうことができるようになります。
まずはとにかく【実績をつくること】から始めましょう。
まとめ
起業初心者は、まずはリリースをするという壁を越えなければ、次のステップに進むことはできません。
私も商品設計のコンサルティングを行っていますが、リリース前よりリリース後のほうが何倍も改善のためのデータがとれますし、研きのかかった商品に仕上げていくことができます。
あなたが起業初心者であるならば、どの分野においてもまずはリリースすることから始めましょう。
今日の企業家から起業家への0⇒1アクション
あなたが使っているSNSにあなたの商品のリリース日を告知し、期限を設定する。
今日は以上です。
では、また!

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
facebookでコメントする。