売れるストーリー設計の神髄は、実はあの進研ゼミにあった。

売れるストーリー設計の神髄は、実はあの進研ゼミにあった。少し前に話題になった進研ゼミの個人情報流出問題。

私も小学生の頃少しやっていたことがあって、先日ベネッセから謝罪の封書が届きました。

それまで全く意識していませんでしたが、当時はなぜあんなにも進研ゼミをやりたかったのか、改めて振り返ってみると以下の2つが考えられます。

①付録が豪華

進研ゼミの付録ってどうしてあんなにも魅力的なんでしょうか(笑)
ついつい欲しくなって親にねだっていました。

そしてもう1つの理由がコレ。

②勧誘の封書に入っているマンガに共感

子どもの頃、進研ゼミのマンガにとても憧れて「自分も勉強ができればこれだけモテてハッピーな小学生・中学生生活をおくれるのか!」とワクワクしましたww

これがまた小学生、中学生それぞれの状況に合わせて内容がつくられているから、いくら解約してもなんどもやりたくなってしまった方、いらっしゃるのではないでしょうか(笑)

今回はそんな、進研ゼミから学ぶ売れるストーリーのつくり方について考えていきます。

進研ゼミのストーリーはヒーローの法則に従っている。

売れるストーリー設計の神髄は、実はあの進研ゼミにあった。②

出典:http://matome.naver.jp/odai/2132841290356520101

↑↑マンガはこんなやつ。

進研ゼミのマンガは、ざっくりいうと以下のように構成されています。

①勉強も運動も何も出来ない主人公がいる

②勉強も運動も出来るライバルがいて、自分の好きな人にアタックをして嫉妬心メラメラ

③家に進研ゼミの封書が届いてマンガを読んで進研ゼミ開始

④勉強ができるようになり、相乗効果?で運動も出来るようになりクラスの人気者になる

※詳しく知りたい方は、以下のサイトにかなり細かく書いてあります。

ベタな進研ゼミのマンガの法則

この流れ、どこかで見た事ありませんか?

はい、かの有名なヒーローズジャーニーですね。

ヒーローズジャーニーとは以下の要素で構成され、物事は全てこの流れで進んでいるという考え方のことです。

1.Calling(天命)
2.Commitment(旅の始まり)
3.Threshold(境界線)
4.Guardians(メンター)
5.Demon(悪魔)
6.Transformation(変容)
7.Complete the task(課題完了)
8.Return home(故郷へ帰る)

参照:NLP学び方ガイド

このヒーローズジャーニーに進研ゼミのマンガのストーリーを当てはめて考えると以下のようになります。

1.Calling(天命)

勉強や運動が出来ないダメな主人公がいる。

2.Commitment(旅の始まり)

進研ゼミの封書が家に届く(この時は興味が無く、母親に捨てておいてと言う。)

3.Threshold(境界線)

テストや体育の授業で点数が取れなかったり、恥をかいたりする。

ここで好きな子が登場し、ライバルと仲良さそうにしている。

4.Guardians(メンター)

ふと進研ゼミの封書のことを思い出し、家へダッシュ!

母親はなぜか封書を捨てていない。

5.Demon(悪魔)

ライバルと好きな子が更に仲良さそうにしていてライバルとの差を痛感し、主人公は悔しい思いをする。

6.Transformation(変容)

進研ゼミのマンガを信じて勉強を頑張る!と少しずつ効果が現れ始める。

7.Complete the task(課題完了)

テストで高得点!もしくは志望校に合格する。

8.Return home(故郷へ帰る)

最後は読んでいるあなたへ「進研ゼミで人生が変わったよ!」というメッセージで締めくくる。
なぜか登場人物全員描かれている事が多い。

ここから考えると、私たちは既に小学生の頃からストーリーに共感し、商品の購入を決めている事がわかります。

もちろん進研ゼミでいう付録のように、一瞬のモノに釣られて購入する場合がありますが、大多数の人はこの「ストーリー」に共感して商品を購入します。

つまり自分の商品を販売したいという方は、商品自体の機能の魅力(電池が長持ちすることや軽量化等)ではなく、その商品を使ったらその人はどうなるのか(未来価値の提供)にフォーカスして自社商品を宣伝するべきです。

その商品を使ったらその人はどういう未来を得る事ができるのか。

ここにフォーカスすることで自社商品独自の価値を提供する事ができ、価格競争に巻き込まれなくなります。

特に経験価値化型起業の場合、自社製品はコンサルティング等の無形商品の場合がほとんどなので、なかなか相手に価値を提示しにくいというデメリットがあるため、いかにして自社独自のポジションを獲得し、価格競争に巻き込まれないようにするか、がカギとなります。

そのためには自社の商品を使うことで顧客が得る事ができる価値をどこまで突き詰める事ができるか、がひとつの大きなポイントです。

まとめ

このように私たちは普段から沢山のストーリーに接し、その中から自分自身がピンときたストーリーを持つ商品を購入します。

特に高額商品の場合、その傾向が顕著です。

以前は商品自体の機能だけでも売れましたが、インターネットの登場で消費者も比較検討が容易にできるようになり、機能のみで勝負することが難しくなってしまいました。

そんな時代になったからこそ、【機能ではなく未来価値を語る。】この視点を、サラリーマンや起業している人関係なく全てのビジネスマンが持つ必要があります。

多くの人がそう思い始めたからこそ、「ストーリーが大事」という内容で本やWebサイトが乱立しているんですけどね(笑)

私たちは小さい頃から「ストーリー」に接してきました。

そしてあなた自身もオリジナルストーリーを持っています。

インターネットの登場により、あなたのオリジナルストーリーをブログやSNS等で発信することが容易になった現代だからこそ、「ストーリー」を受け取る側でいるのではなく発信する側になることがもはや必須です。

ぜひあなたも受け取るだけではなく、与える側になってくださいね。

今日の企業家から起業家への1アクション

ブログ・SNS等で食べ物の写真や出来事ではなく、【自分の意見】を発信してみる。 

 

【売れる⇒売れ続ける経験創出プロジェクト】主宰
経験価値化コンサルタント
阪井裕樹

阪井裕樹

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア

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