自分でビジネスを始める人へ。“群れる人”になると戦いに負けます。
こんにちは!阪井裕樹です。
今日は「何故にみんなそんなに群れたがるのか」ということについて考察していきたいと思います。
何故人は他人と一緒がいいのでしょうか?
例えば会社でいうと「君、新入社員なんだから飲み会に出なさいよ!私も出るのよ!」とか、意味不明の理由で貴重な数千円&数時間を持っていかれるという謎の現象。
今でこそ私は飲み会等には参加しなくなりましたが(例外的にどうしても参加しないといけない場合はありますが笑、その時は1次会でオサラバです)、以前は飲み会と言えば必ず参加していました。
私はこれが苦痛で仕方ありませんでした。
改めて、何故にみんなこんなに他人と一緒がいいのか、という疑問について今日は考えてみたいと思います。
コミュニティには2種類ある
まずは私たちが普段所属しているコミュニティについて考えていきましょう。
会社、家族、、学校、、、
私達は様々なコミュニティに所属しています。
実はコミュニティには2種類あるのをご存知ですか?
1つは環境が決めたコミュニティ。
小学校や家族、地域など、あらかじめ自分がいる環境で自動的に決められてしまうコミュニティのことです。
このコミュニティは自分で変えようと思っても変えることはできません。
(学校は転校できますが、転校先も地域単位ですね)
もう1つは自分で決めることができるコミュニティです。
これは大学、会社、Facebook等のSNS等、自分自身で選択することができるコミュニティのことを指します。
自分自身で決める!の落とし穴
自分自身で選択できるコミュニティは、文字通りどこにいるか、誰といるかは自分自身で決めることができます。
この【自分自身で決める】がミソです。
日本人は基本的に決められるのが好きな民族です。
今までは全て決められていたのに、大学では授業、友達を自分で決めなければいけない。
会社の場合もまずは会社選びから始まります。
自分自身で決めないといけない、というのは結構負担ですよね。
そこで、ほとんどの人たちは
◆自分がいて楽なところ
◆自分の憧れるところ
に向かう傾向があるんです。
特に私が残念だなと思うのが、よくある起業家もどきコミュニティです。
自分の憧れる起業家のセミナーに参加し、参加者同士で仲良くなる人たち。
そして何故か起業家のセミナーに毎回参加して近況報告をするという謎な人たち。
残念過ぎます(笑)
この人たちは典型的な群れる人です。
起業家からすれば、自分のコミュニティを形成することは必須です。
なぜなら自分のまわりに『ファン』さえつくればその人達が安定的な収入源になるから。
特に起業コミュニティの場合、誰でも起業家!とか、不労収入!!等といった漠然とした目標を提示する場合が多いので、特に群れやすいですね。
みんなで不労収入!!とかもはや意味不明です(笑)
不労収入は収入を得るために実績をつくったからそうなったわけで(作曲家等)、収入を得るためにとてつもない努力が必要です。
それなのになんかワイワイと仲良しクラブ的なことをやっても時間のムダです。
でも群れる人達は、その時間のムダの先に結果があると思ってしまっているんですよね。
残念無念。
群れるとあなたの価値が半減する
群れる人達のコミュニティにいると、一緒にいることが前提のため、出る杭は打たれます。
もし、あなたがそういったコミュニティにいるのなら、一刻も早く脱出するべきです。
なぜなら、たとえあなたが実力をもっていても、その人たちが足を引っ張ることで
1(あなたの実力)×0.5(群れる人たちの実力)=0.5
となり、あなたの実力は半減されるからです。
1(あなたの実力)×2(あなたを引き上げてくれる人)=2
のように、あなた自身をもっと高められる人と付き合うべきです。
憧れる人と自分を高めてくれる人は違います。
あなたを高めてくれる人は、あなたより上のステージにいてあなたをそのステージまで引き上げてくれる人です
(たまに群れる人たちの場合もありますので、見極めが重要!)
会社に例えるのが最も分かりやすいですね。
実力のある人は転職や独立をして、どんどん自分を高めていきます。
結果、そこでしか使えない人のみが残る、という図式です。
あなたは「群れる人たち」になっていませんか?
もし、「群れる人たち」になっていると思うなら、あなたを引き上げてくれる人と今すぐコンタクトをとってください。同レベルの人といつまでも付き合っていたのでは、あなたは無限アリ地獄にハマってしまいますよ?
今日は以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
では、また(*^^)v

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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