内定者に告ぐ!その会社、本当に行くべきですか?
皆さんこんにちは!
『1円起業コンサルタント』の阪井裕樹です。
今日もよろしくお願いします。
今日は1円稼ぐから少し離れて、就活についてのお話。
雑誌AERAに気になる記事が載っていたので、皆さんにシェアしますね。
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辞退の多発を受けて、企業の側も対策を練り始めている。
これまでの採用活動は、学生を選考して内定を出すことをゴールとしている企業が圧倒的に多かった。
しかし、最近は内定を出すまでのプロセスや内定の伝え方、そして内定者のフォローなど丁寧な採用活動を重要視する企業が増えてきた。
この傾向にいち早く気づいた企業のあいだでは、優秀な人材を競合などに奪われないためにあの手この手の対策合戦になっている。
ある中小企業は、対面で内定を出した後、学生が帰宅するまでに家にバイク便で花束を送っている。
学生に「この会社で働きたい」と思ってもらうための「感動の演出」だ。
別のIT系企業では、花束ではなくバイク便で内定証書を送る。内定を出す段階で、家に何時に帰るか聞いておいて、その時間に着くように手配するという気の使いようだ。
この企業では常日ごろから「スピードを意識する」ことを目標にしているため、企業理念を学生に体感してもらう意味もあるという。
ソフトウエアを扱う中小企業は、学生に内定を伝える時の言葉がけにひと工夫がある。
必ず「おめでとう」といって本人と握手をするのだ。
日本人は握手などのスキンシップをする習慣がないので、学生は喜ぶという。
他社よりも学生を大事にしている印象を与えるための「戦略」だと担当者は断言している。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130829-00000003-sasahi-soci
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日本の就活の問題点
この記事を読んで、皆さんはどんな印象を持たれましたか?
ボクは、
「あ、経験ある!」
と思いました(笑)
ボクの就活は、ちょうどリーマンショックが起こった年で、非常に就活に苦戦した年でした。
そんな中、ボクは大手旅行会社3社から内定を頂けるという結果で終わったのですが、そのうちの1社(最終的にここに就職しました)が、内定者に対して行ったことが、この記事と非常に似ています。
何をしたか。
実は、内定者を「東京湾ディナークルーズ」に招待したんです。
そうやって、わが社に入社すれば、こんな楽しいことが待っているよ!というアピールをしたんですね。
※このことについては、
会社で最も信用できないのは、、、、そう、『人事』!!
の記事でも書いています。
こうやって「オイシイ思い」をさせることで、内定者を自社に繋ぎ止める、ということをしていたんです。
でも、この戦略、企業にとっても内定者にとっても、何もいいことはありません。
自分を偽っていては、結局お互い不幸になるだけ
この戦略、要は自社に入社するメリットを伝えたかったのだと思いますが、実際入社すると、いつもこんなことができるわけがありません。
そうなると、入社した後に新入社員は、「こんなはずじゃなかった」となり、結局辞める人が出てきてしまいます。
すると企業は、人材流出を食い止めるために、更に自社に内定者を引きとめる戦略をとるようになります。
でも結局のところ、こういった戦略は「自社の本当の魅力を偽っている」状態のため、ますます内定者に勘違いをさせてしまします。
重要なことは、
企業本来の姿を見てもらうこと。
また就活生側も、内定が欲しいのは分かります。
でも、自分を偽って、コミュニケーションが苦手なのに、「飛び込み営業できます!」のようなアピールをする、もはや意味不明な就活を行うと、内定を頂いた企業と入社後にミスマッチを起こします。
重要なことは、企業、就活生双方とも、本来の姿を出すこと。
就活は「お見合い」ですから。
本来の姿を出して、内定を頂けたところこそ、あなたの就職するべきところです。
でも、就職先だけでは将来が不安なので、、、ボクは入社後半年くらい経ったら、1円稼ぐ準備を始めることをオススメしますけどね(笑)
いきなり起業、は非常にリスクが高いので、一度日本の就活を体験して(笑)、そこから会社を利用しつつ、自分で1円稼ぐ!ように行動しましょう!
ちなみに、この記事では「内定が一部の学生に偏る」と言っていますが、内定をもらえない学生は、単なる準備不足です。
自分自身を知らないから、自分の売り込み方法が定まらないだけです。
まずは自分自身を知ることから始めましょう!
今日はAERAの記事を読んで思ったことを勝手気ままに書きました(*^^)v(笑)
今日もご覧頂きありがとうございます!
では、また!
『1円起業コンサルタント』
阪井裕樹

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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