facebook集客の勘違い。
facebookはまだまだ使える。
さて、今回のテーマはfacebookです。
ご自身のビジネスにfacebookを使っている方は多いと思います。
先日、こんなニュースが発表されました。
この記事だけをみると、facebookをビジネスに使っている方は「え!どんどん使えなくなっている!」と、もしかしたら思うかもしれませんが、逆にこれからどんどんfacebookは使えるツールに進化していくと思います。
キーワードは、信用です。
facebookが生まれた理由
facebookは元々、創業者であるマークザッカーバーグが大学間のコミュニケーションをより円滑にするために生まれました。
↑↑これ、大事なポイント。
つまり、元々facebookは見ず知らずの人がクリック1つで繋がるためのツールとしてつくられたのではなく、実際に会った人同士がインターネットを使いコミュニケーションを深めるためのツールとして開発されたんです。
それがいつからか、知らない人同士で繋がるほうに重きがおかれ、友達5,000人!みたいなのが流行始めました。
でも、これはfacebook本来の目的から離れます。
そのため、今回の仕様変更は言わばfacebookの本来の位置に戻るための原点回帰の施策と言えるかもしれません。
無料で使うからこそ気をつけたいこと
いまは、無料で様々なツールを使うことができます。
本当に便利。
でも、私たち利用する側は、なぜそのサービスが生まれたのかということをきちんと理解して使用することが必要です。
それは理念であり、また生まれた経緯などもそうです。仕様変更はそれらに基づいて行われる訳ですから理念や経緯を知っておけば仕様変更などで「facebookがビジネスで使えなくなった!」と一喜一憂する必要がなくなるんですね。
このように、facebookが生まれた経緯をきちんと理解しておくと、facebookの様々な機能が、関係性を深めるためにあるということがわかります。
たとえば、友達のリスト管理機能だったりfacebookグループだったり、後から追加された「超いいね!」もそうですよね。
関係性が深くないと、わざわざ「超いいね!」なんて押しませんから。
facebookは信用を貯めるためのツール
そしてfacebookにおいて大事なのは友達の「数」ではなく「質」です。
たとえ友達が5,000人いても、実際に知っている人が100人のアカウントと、友達の数は200人だけど、実際に会った人も200人のアカウントだと、たとえばウォールにセミナーの案内を投稿したとしたら、どちらのアカウントのほうがセミナーに来てくれるでしょうか。
言わずもがな、200人のほうですよね。
更にいうと、同じ200人のアカウントでも、
- 昔の友達・同業者180人
- 見込客180人
のアカウントだといかがでしょうか。
もちろん2.ですよね。
セミナーの告知をfacebookに投稿しても全然人が来ない!と嘆き、タイトルが悪いのではないか、差別化ができていないのではないか、と考える人がいますが、実際はそうじゃないです。
何をするか以前に、facebookにおいての「信用」がないから人が全然集まらないんです。
それは、友達の質もそうですし、たとえば普段全く投稿しないのにいきなりセミナーの告知ばかり投稿していたら、、信用は生まれません。
貯信時代
これからは何をいうかではなく誰がいうか。信用経済の時代と言われています。
実際、自らが持つ信用を換金する手段としてクラウドファンディングがあります。
クラファンは、知名度があるからといってうまくいくものではありません。
「この人を応援したい!」という「信用」がないと上手くいきません。
キングコングの西野さんもこれからは貯信時代だ。と言っていますが、まさにそう。
お金がいくらあるか、知名度、社会的地位が高いかではなく、信用がいくらあるか。がこれからの時代に生き残るかどうかをを左右します。
そう考えると、基本的に実名制・1人1アカウントであるfacebookはこれからの時代にマッチしています。
こういったことから、facebookはまだまだ使えるツールだと確信しています。
というか、むしろここから本領発揮なんじゃないかって思います(^^)
信用失っていませんか?
あなたの信用、どのくらいあるでしょうか。たとえばあなたがセミナーを開催するときに告知を何度もしたり、個別でメッセージを送ったりして人を集めていませんか?
実際それを自分がされたら、どう思いますか?
あまりにしつこいと、セミナーにいかないだけでなくその人の信用自体もなくなってしまいますよね。
- 集めなくても集まる。
- 自分の信用を貯める。
これがこれからの時代に必要なことだと思います。
なんてったって、令和の英訳はビューティフル・ハーモニーですからね。
より「調和」が重視されていくのは間違いありません。
ということで、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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