【習慣】一流から学ぶ週末起業で成果を出すための3つの法則
こんにちは、阪井裕樹です。
現在私はサラリーマン+起業家という2つの顔を持っています。
サラリーマンとして働いている時には上司や同僚と話をしますし、起業家として動いている時には周りは既に独立された方ばかりです。
このような状態でいると、サラリーマンと起業家というのは全く別な人種と言ってもいいくらい考え方や行動が異なることが分かってきます。
勿論それぞれ良さがありますのでどちらが良いということではありませんが、このブログはサラリーマンから起業家を目指している方向けに書いていますので、今日はサラリーマンからダブルワークで起業しても成果を出せるために習慣にしておきたいことを【思考】という視点から書いていきます。
ちなみに今回の記事、この本の中に書かれていることを参考にして書いていますので、詳しく知りたい方は是非お手に取ってみてください。
あなたが頑張っているのに成果が出ない理由。
私が考えるサラリーマンと起業家の考え方における大きな違いは、大きく分けると以下の3つに分類できます。
働く目的・ゴールが明確かどうか。
全体から考えているか。
投資という視点を持っているか。
では、サラリーマンから起業して成果を出すためにどうすればいいのか、それぞれ解説していきます。
目的・ゴールを明確にする。
あなたは「なぜその仕事をしているのか」と聞かれて即答できますか?
勿論サラリーマンとしてもそうですし、起業した場合は無論です。
「お金のため」「家族のため」「成長のため」色々な理由はあるでしょう。
起業して成果を出している人は、総じて「なぜその仕事をしているのか・起業したのか」という問いに対して明確な答えを持っています。
また、自分がどこに向かっているのか。そのために現在地はどこで、今後いつまでにどこに到達したいのかといった目的・ゴールから逆算して自分の現在地を把握しています。
ここを定めずに起業したとしても、結局は日々のサラリーマンの仕事に忙殺されて自分のやりたいことに割く時間が無くなり、結局はノウハウに走って自爆します。
著者の俣野さんも仰っていますが、
①Why=志(なぜそれをやるのか)
②What=願望(何をしたいのか)
③Can=可能性(実現可能性があるか)
④How=手法(どうやったらできるか)
①⇒④この順番で考えていく必要があります。
ここを④⇒①の流れで取り組もうとするから、迷宮に迷い込むことになるのです。
この①⇒④の流れで考えることを習慣化していくと、自分の軸がぶれず判断基準が明確になります。
目的・ゴールを定めること、非常に大事ですのでこれからも口を酸っぱくしてお伝えしていきます。
サラリーマン思考から脱出するための習慣
サラリーマンは上司や同僚・取引先から指示を受けて動く性質を持っているため、どうしても突然降ってきた目の前のタスクに追われがちです。
いわばタスクに振り回されている状態。
目の前の小さなことを必死にこなしていると、いつの間にか時間だけが過ぎていき自己嫌悪に陥る・・・こんな経験ありませんか?
小⇒大ではなく、大⇒小で考える。
これらはいわば小さいことから大きなことを考えている状態です。
起業したい方はこの小から大を考えるサラリーマン的思考から早く脱出しなければいけません。
まずは全体を捉え、そこから自分にとって重要なこと(睡眠時間や家族との時間等)の時間を確保し、そこから仕事の時間や内容を決めていく必要があります。
大⇒小という考え方ですね。
この思考をしていないと、常にタスクをこなさなければいけない状態に陥ります。
例えばわかりやすい例で言うと、今流行の朝活でも小⇒大の考え方だと目の前の「起きる」という事象だけに捕われてしまい「起きられない」「続かない」といった事象が起こります。
朝活ではその名の通り朝早く起きることが必要ですが、これは決して睡眠時間を削るということではありません。
しっかりと睡眠時間を確保した上で、朝の時間が一番クリエイティブな作業に向いているから活用しているだけの話です。
だからこそ、自分にとって必要な時間を確保した上で、他の時間の構成を見直していくことが求められます。
これは先ほど書いた目的の内容にも通じてくるのですが、「朝起きる」ということが目的になってしまうと、どうしても睡魔という最強魔術に勝つことはできません。
やる理由をみつける
サラリーマンとして働きながら起業するということは=サラリーマンとして働いている間は自分のビジネスのことを考えることは出来ないため、どうしても使える時間に限りがあります。
ただ朝の時間の使い方だけにフォーカスするのではなく、1日の時間の使い方やそもそもあなたの目的・ゴールといった全体から考え、「なぜ朝時間を活用する必要があるのか」といった視点から考えていくと、自然と朝起きることができ、朝の時間をとても有意義に使うことが出来ます。
著者の小川晋平さんは、
やる理由があったからできる方法を見つけた
と書いていますが、まさにその通り。
理由がなければ人は行動しません。
私もダブルワークをしている時に、夜は全く時間を確保出来なかったため、時間を捻出するために朝時間の活用を始めました。
早朝の電車に乗ることで空いている電車内がワーキングスペースになりますし、出勤前にカフェで2時間程度ブログを書いたりメルマガを書いたりしてから出勤しますので、時間を有効活用できます。
やる理由があると、不思議と早朝でも起きることができるんです、本当に。
だからこそ、目的・ゴールを設定し、やる理由を見つけ、大⇒小の順番で考えることが必要です。
投資という習慣を身につける。
サラリーマンから起業をする際には、それなりにリスクを背負う覚悟が必要です。
その最たるものがお金です。
サラリーマンはお金を貯めることに注力し、趣味やストレス発散にお金を使いますが、起業家はお金を貯めることにあまり興味がなく、また高額なセミナー等にお金を支払うことに対して躊躇しません。
このように書くと誤解されがちですが、言い換えると起業家は「お金を支払った結果、そのお金が次にお金を生み出すところにだけ支払っている」ということです。
つまり、お金を支払っても一銭も自分に対して返って来ないのであれば、1円も支払わないということです。
サラリーマンは毎月決まった金額は入ってくるため、消費と投資という感覚が非常にアバウトです。
しかし、一度投資をして自分自身にリターンがあるお金の使い方を覚えると、消費を無駄と考えるようになります。
この本にも
特に不思議なのはお金を稼ぎたいと言う一方でせっせと貯金をしている会社員。明らかに何かが違います。(中略)お金を増やすなら収入か資産のどちらかはリスクにさらさないといけません。その両方で安定を選んでお金が増えるほど世の中は甘くありません
と書いてあります。
お金に対する思考を投資思考に変えることを習慣化していきましょう。
まとめ
ここまでサラリーマンからダブルワークで起業しても成果を出せるために習慣にしておきたいことを【思考】という視点から書いてきました。
目的を決め、大から小へ考え、お金への思考を変えることを習慣化できれば、自然と行動も変わってきて成果変わってきます。
著者の小川さんも
習慣を変えることは当たり前を見直すこと
と書いていますが、特にサラリーマンから起業家へ変わるには、今までの習慣を全て変えるくらいな勢いで習慣を見直してみることをオススメします。
これで1,500円は正直安すぎです(笑)
この本には他にも沢山の習慣にしておきたいことが書かれていますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
企業家から起業家への1アクション
本屋もしくはAmazonにて一流の人はなぜそこまで習慣にこだわるのかを購入する。
今日は以上です。
では、また!

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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