起業は『普通』を『売れる価値』にすることから始めよう。
こんにちは!阪井裕樹です。
私は普段から「個人の経験をビジネス化し、『売れる個人』になることはこれからの時代には必須だ」と言っています。
お陰さまで共感してくれる方も増え、ブログやメルマガの感想を送って頂ける方も増えています。
ありがとうございます!
大きく分けて私に頂く質問は2つに分かれます。
ひとつが、「自分の強みがわからない」というもの。
これは、まずは自分自身の棚卸しをすれば、発見することができます。
自分の棚卸しの方法はこちら↓
ノート3冊分の自分史とは何か?ミッションが明確になるとビジネスで成果が出せる!
そしてもうひとつが、「強みをどうビジネス化すればいいのかわからない」という質問です。
私は質問や感想を頂ければ必ず返信しますので、メールでプチコンサルみたいになってしまうことも多数ですが、なかなか聞きにくい、という方もいると思います。
そこで今日は「強みをどうビジネス化すればいいのかわからない」という方向けに、ビジネス化する際に絶対に明確にしておくべきことを3つにまとめてみました。
一言でいうと、
なぜ?
誰に × 何を × どうやって
これを明確にすることです。
詳しく解説していきますね。
①あなたのビジネスへの想い(ビリーフ)を明確にする。
個人の経験をビジネス化するということは、即ち「以前の自分と同じ悩みを、既に解決したあなた自身の経験でもって解決してあげる」ということです。
例えば私で言えば、「会社を上手に利用する方法」や、「経験からファーストキャッシュを得て、それを仕組み化する」といったことです。
こういった自分自身のコンテンツの根底にあるのが、誰かを助けたいという【想い】です。
企業で言えば【経営理念】といったところでしょうか。
あなた自身はどういった人を自分自身の経験で助けたいのか。
それを明確にするには、以下の一文に記入してください。
●●な状態の残念な人も、私自身の××な経験を元にした▲▲なサービスがあれば、もっとHappyな人生になるのに。
まずはこのビリーフを明確にすること。
これにより、あなたのビジネスの『軸』が明確になります。
『軸』はたったひとつの存在ですが、これがあなたのビジネスの根幹となるものなので、割合で言えば6割の重要度ですね。
「なぜ?」あなたはそのビジネスに取り組むのか、ここを明確にすることが、個人の経験をビジネス化するためにまずすべきことです。
②想いを実現させるための商品を考える。
あなたのビリーフを明確にした後は、それを実現していくための商品を考えていきます。
あなたの商品を設計し、その商品がどういった人に売れるのか、売れるためにはどうすればいいのか。
ここは、「誰に」「何を」の部分にあたります。
あなたのビリーフを必要としている人は誰なのか。
そして、どんな手段でもって、その人が悩んでいる問題を解決できるのか。
「誰に」にあたる仮想ターゲットのことを【ペルソナ】と言います。
ペルソナは、通常のターゲット像よりも更に細かく、名前・年齢・収入といった数値的なデータから、性格・趣味といったその人のライフステージのデータまで細かく設定し、【仮想の1個人】として存在する仮想ターゲットのことを指します。
私たちはこのペルソナはどういったものに興味があり、どういったものであれば購入するのか、をシュミレーションし、商品設計の際の参考にしていきます。
特に個人の経験をビジネス化するということは、このペルソナが今まさに悩んでいることに対して解決策を提示することになるため、ペルソナに対して問題解決のお手紙を書くという視点でセールスレターを書くということが、即ち商品設計にダイレクトに繋がってくる大事な作業となります。
正直セールスレターが書ければ、それはもう商品が出来上がっているのと同じことですから。
そこから商品設計は簡単です。
ここのステップは、割合でいうと3割の重要度です。
③商品を売るための集客方法を考える。
さて、今までは「なぜ?」「誰に」「何を」の部分をみてきました。
上記で述べたステップを完成させれば、あなたのビジネスは出来たも同然です。
あとはあなたの商品をペルソナと同じ属性にいるターゲットに対して最適な発信し、購入してもらうだけです。
先ほど決めたペルソナに対してあなたの商品を販売するために、集客はどうすればいいのか、考えていきましょう。
集客はペルソナの属性が分かっていれば簡単です。
高い年齢層に対してであれば、新聞の折り込み広告やDM等、印刷物のほうが効果を発揮します。
逆に若めの年代であれば、インターネット全盛であるので、何か問題を解決したければ必ず「検索」をします。
そのため、ブログやSNSといったネット上での発信が重要なんですね。
私自身もペルソナが若めなので、今はこのブログをメインで集客用に活用しています。
このように、ペルソナの属性に併せた集客チャネルを用紙し、更に複数用意することが、集客のためには大事です。
あなたのペルソナは「テレビだけ見てネットはやらない!」というように、普段1つの媒体しか見ない訳ではないですから。
必ず複数の媒体で実施する必要があります。
雨の日は読書!脱サラして起業するために読むべきビジネス本・書籍10選【副業で起業を目指す!】
まとめ
ここまで、あなたの経験をビジネスにする際に絶対に明確化しておくべき3つのことについて書いてきました。
まとめると、
なぜ?
誰に × 何を × どうやって
この一言に集約されます。
ここをまずは明確にすることを行ってください。
今日の企業人から起業人への0⇒1アクション
今、あなたの目の前にあるものは何ですか。
それを、今あなたの目の前にいる人に妄想販売してみましょう。
売れる姿をイメージして、妄想販売ストーリーをつくってみましょう。
では、今日は以上です。またお会いしましょう!

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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