学校で「この数式、社会で本当に使うの?」と思ったあなたへ。
皆さんこんにちは!
『1円起業コンサルタント』の阪井裕樹です。
今日もよろしくお願いします!
さて、新ブログに移行してから1発目の記事ですね。
過去記事も徐々に移行していますので、内容の充実までしばらくお待ちください。
さて、今日は「教育」について取り上げたいと思います。
あなたはこう思ったことはありませんか?
「この数学のこの関数、社会に出て必要ないんじゃないの?」
ボクは何回も思ったことがあります(笑)
おそらく同じように思った人が結構いるのではないでしょうか?
実際問題、社会に出てこの数式や歴史を使ったことがある人は少数です。
では、なぜボクたちはこのような教育を受けてきたのでしょうか。
日本の教育は、オールマイティ
ご存知の通り、日本の教育は、国、数、英、理、社の五科目で構成されています。
そしてそれをまんべんなく学びます。
その後大学等で一応専門的な知識は身につけますが、それは海外の学生と比べたら比べ物にならないレベルです。
言ってみれば、
オールマイティな知識(広く、浅く)+プチ専門知識
を持っている人が、高校、大学卒業時に大多数なのが日本では一般的です。
そのため日本では、「普通科」という高校が多いですが、海外ではレアケースです。
海外では、10代のうちから自分の専門分野を決め、それを追求する教育を受けます。
オールマイティな知識+プチ専門知識を持っている人たちは、就活では「よーいどん!」の掛け声とともに、みんな同じ就活の動きをします。
そして、会社の人事に
「あ、この人間はわが社に適応しそうだな」
と思われた人が内定をもらう、という図式が、日本での一般的な「教育→就活→就職」の流れです。
そして入社後、会社内で必要なところに配属されます。
そしてそこから専門的な知識を学んでいくのです。
ここまで書いてきて、カンのいい人は気付いたかもしれませんね。
そうです、日本の教育は、
「広く浅い知識をつけておくことで、入社後にどこに配属になってもそこで一から知識をつけ、育てていく」
ことを前提として行われています。
つまり、終身雇用に基づく長期的なキャリア形成を目的としていたため、事前に余分な知識が無い方が会社内で育てやすかったんですね。
海外のように事前に専門知識があり、その分野でしか活躍することができない、部署移動なども簡単にできない、ということは、日本式では起こりえません。
日本人に、「ムラ社会時代」から流れる気質
日本人はもともと勤勉です。
そして、ムラ社会から長年形成されてきた考えに基づき、リスクを取ることを恐れる人種のため、終身雇用は日本人にとっては魅力的でした。
そのため、たとえ部署移動になっても、そこでまた頑張るわけです。
海外のように自分の専門はこれではないので、会社辞めます!のようなことは起こりにくい。
全ては終身雇用という、日本独自のキャリア形成の方法がぴったりだったわけです。
これが、海外が真似したくても絶対に出来なかった、「日本式キャリア形成の方法」です。
日本人の気質に合った、まさにベストな方法だったのです。
21世紀時代のサバイバル術
でも、今は類を見ない変化の激しい時代です。
終身雇用も崩壊しました。
会社がボクたちを守ってくれるという理想も崩壊しました。
今のボクたちに必要なことは、
『自分自身の武器を持つ』
ということです。
経営コンサルタントの瀧本哲史さんも、これからの時代、会社に依存せず自分自身の強みとなるものを必ず持ち、それを武器にしていくこと、これが今後の時代を生き残る術だとおっしゃっています。
「そんな、自分自身には強みなんてないよ!」
と思うかもしれませんが、あなたの武器となるものは必ずあります。
しかも、意外と自分自身が「普通」と思っているところに。
今日のまとめ
あなたの「普通」と思っていることをできるだけ多く書き出してみてください。
そしてそれを誰かに言ってみる。
「ボクってこれ、普通って思っているんだけど、どう?」って聞いてみてください。
「え!?それ普通じゃないよ!」と言われたら、それは意外とあなたの強みだったりします。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございます!
では、また!
※瀧本さんの著書。オススメ!
~1円稼ぐと世界が変わる~
『1円起業コンサルタント』
阪井裕樹

(株)CarpeDiem代表取締役
ValuenceAcademy(バリューエンス・アカデミー)主宰
起業エンジンメーカー
『明日目覚めるのがワクワクする社会の創造』をテーマに<人の可能性を最大化する>事業を展開。
相手の笑顔のシワの1つ1つまで見えるような「距離の近い」事業づくりが目標。
珈琲/イチゴ/エビ好きな旅宿マニア
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